演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」18日・19日公演感想

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京都で初日を迎えてから1週間後、サンシャイン池袋で公演を観てきました!

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観たのは18日(土)は朝:EAST公演・昼:WEST公演、19日(日)は朝:WEST公演・昼:EAST公演の4公演。

今回もネタバレ気にせず書いてますのでよろしくお願いします。

演劇女子部「続・11人いる!東の地平・西の永遠」京都公演感想

2016.06.14

京都からさらにパワーアップした東京公演

舞台の面白さはコンサートと同じで見るたびに違って全く同じ出来のものがない所。お芝居の仕方も回を重ねて変化してきてます。
回数重ねて見るのはそういった違いを観るのが楽しいです。

観たのはちょうど一週間ぶり。京都の時も初日から二日目は(こんなに変わるの?)ってくらいにお芝居が良くなってましたが、そこからまた更に変わってました。

セリフの間と演技力の向上。

特に良くなったなと感じたのはWESTのまーちゃんのバセスカ。京都で観た時も男役になりきってて凄いと思いましたが、今回はセリフの間の取り方が上手くなってました。

まーちゃんの間の取り方って独特で、一瞬(え?セリフ忘れたの?)ってぐらいギリギリまで間を取る所があるんですよ。こちらがそんな風に思った瞬間に次の言葉を発するので、言ったセリフに重みがでてくる。

あと、まーちゃんの演技で好きだなーと思ったのが決められてないセリフでの何気ない演技、例えば「チッ…」って舌打ちしたりだとか「フッ」って鼻で笑ったりとか所々に細かく入れてくるんです。

意識してなのか無意識にしてるのかわかりませんが、王としての威厳を出そうとしながらもバセスカの元々の人間性が垣間見えてきて、人間くささのある人間味あふれるバセスカ像になってました。

正直、京都公演では(まーちゃん頑張ってるなぁ)って保護者目線でお芝居を見てた所もあったんですが、この時のまーちゃんバセスカは普通に男役として格好いい!って思いました。

EASTでは生田さんのレッド役。京都で観た時はセリフが早口になってしまって聞き取りづらい所もあったんですが、意識してゆっくり言うようにして丁寧なセリフ回しになってました。

声も作りすぎず高すぎずちょうど良いバランス。殺陣は相変わらずスピード感が桁違いです。でも今回観た時は息切れはしてなかったので、セリフを言うために調整したのかもしれません。それでも十分迫力あったのでほんと凄いと思います。

あと個人的に生田さんの演技で好きなのは東の使節団に化けて西の使節団を襲う所。ずっと笑いながら銃を打ってるのが頭の狂った人殺し感が出てて怖いです。

特に演技が格段に上手くなったなと思ったのは真莉愛ちゃん。

WESTのチュチュ役での演技が特に上手くなったなと思いました。フォースが殺されて嘆き悲しみ復讐を誓う所。

バセスカを殺すと決めてゾンブルからナイフを受け取る時、顔がちょっと笑っていたんですよ。それが(ようやくバセスカを殺せる)っていう思いを含む狂気の笑み見えました。

そしてフロルからフォースの自殺を知らされて、声をあげて泣く所。この時本当に泣いてるのかと思いました。初演見た時にはチュチュの役はまだ難しいのかなと思ってましたが、今回観た時本当にチュチュらしくなってました。

ちぇるのチュチュは元々快活な女の子でその感情がたまたま負の方へ向かってしまったという感じに対して、真莉愛ちゃんのチュチュは幸せな家族に囲まれて育ち、おっとりとした女の子だったのに、兄の死で今まで知らなかった他人への憎しみが初めて芽生え、その感情に周りが見えなくなって振り回されてる。

なんとなく原作のチュチュのイメージに近かったです。

演じる毎に演技が違う亜佑美ちゃん

そして亜佑美ちゃんの演技で一番驚いたのは18日土曜日のWEST公演。フォースが自分に向けて銃を撃ち死んでしまう所。

小田ちゃんが立ってる所がフォースの立ち位置。

真ん中で小田ちゃんが立ってる所がフォースの立ち位置。

舞台の階段の上で亜佑美ちゃんはこのシーンを演じています。

京都で観た時にはそのまま横にしなだれて倒れる形だったのが、この時はまず膝から崩れ落ち、そして正面へ頭から上半身を倒れ込ませる形。下の階段に頭がつきそうになってて、正直そのまま倒れて階段落ちするのかと思いました。(その後にバセスカが駆け寄って体を抱きかかえたので落ちることは無かった。)

いつからこの形に変わったのかはわかりませんけど、今の演技の精度をそのまま上げるのではなく、全く違うものに変更してきてるのがすごいなと。

倒れ方やタイミングなどはリハーサルをするにしてもほぼぶっつけ本番に近いのに。亜佑美ちゃんの中でのフォースのイメージが公演を重ねて変わってきたんでしょうね。あえてそこにチャレンジする貪欲さ。

毎年演劇女子部の公演がある時は、ブログの文面でも分かるくらいに演じる事に悩み苦労してるのが伺えるんですけど(演技する事が好き)とも言ってるので、現状に満足しないで常に良いお芝居をしようとする姿勢が本当に大好きです。

あとセリフ言ってない時の小芝居も毎回違ってきてその部分を観るのが好きだったりします。

タダが大学の女の子にチヤホヤされてフロルがやきもちを焼いてる場面。フォースは後ろで(僕はどう?)みたいなのとかサングラスをかけた先輩役の研修生の高瀬さんに(こいつらバカップルですいません)みたいな小芝居してるのが好きです。

喉の負担がかなりきている公演

これは19日の公演見た時に思ったんですが、朝公演のフォース役の時、最初にメインテーマを歌ってる場面のフォースのソロで、いつもファルセットは使ってなかった所をファルセットにして歌ってたんです。

そして声もあまり出てなかった。前日に3公演こなした後だったのでやっぱり疲れが残ってるのかなと思って観てました。その後もセリフを言う時は声は出ても歌う場面で声が出せない状態で観ててハラハラしてしまいました。

フォースのセリフで「僕の友達なんだ!」と言う場面があるんですけど、今までは声を張り上げるように言っていた所を、今日は「僕の…友達なんだ…」って呻くように言い方を変えてました。

それはそれでフォースの絶望している気持ちがよく現れてる感じで良かったんですが、もしかしたら喉に負担をかけないように言い方を変えたのかもしれません。

昼公演のタダでも喉の調子は戻らず歌声が絞り出すような感じ。

後半のタダとフロルの歌シーン(タダがフロルに別れを告げる場面)は気力で出し切った感がありましたけど、カーテンコールの時にはタダのソロをフロル役の工藤が歌ってたので結構限界が来てたんじゃないかと思います。

今回男役で普段とは違う声の出し方をしています。ダブルキャストで両方男役をしている亜佑美ちゃん。(まーちゃんも両方男役だけどトマノはあまりセリフがないのと、普段そのままの声で演じてるのでトマノ役の時には負担は少ないと思う)

亜佑美ちゃんが喉を壊してるのを今まで見た事がなかったので、劇中ずっと男声を作ってセリフを言い、歌声も低めにしてるので男声を作るのが普段よりもずっと喉に負担がかかってるのかもしれません。幸い翌日休演日だったので、しっかり喉を休められてたらいいなと思います。

まだ公演も半分くらいですが、本当にいい演技だし歌も良いのでDVD収録の時は万全の状態であって欲しいです。

正直土曜日3公演は無謀だと思う。私は土曜日2公演観劇しましたが、実は3公演目もチケットはあったんですが、疲れてしまったのでお知り合いの方にチケットを譲ったんです。

観てるだけでもそれだけ疲れるので実際演じてる側はもっと疲労が溜まってると思います。彼女たちの頑張りは素晴らしいけど来年は土曜日3公演は止めて欲しいなと思います。

元宝塚の方も出演されているので、宝塚ファンの方がたくさん観に来ていらっしゃるみたいですが評判も良くファンとしては嬉しい限りです。

過去の演劇女子部のDVDがAmazonのランキングで上がってきてるので、これでハロプロの良さを知ってもらえるといいなと思います。

ということで語彙力がないので言いたいことの半分も書けてないですが、本当に素晴らしい舞台なので早くDVD出して。

 

3曲しか入ってなかったので完全版が出るまで買うつもりがなかったのに、あまりにも良かったのですぐ購入したサントラCD。メインテーマ聞くと泣ける。

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